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虚人のつぶやき
アニメ・漫画・小説などのレビューを中心に自分の好きなものを自分勝手に熱く「語る」ブログ。
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虚野 仁

Author:虚野 仁
虚構のことで人生がいっぱいいっぱいな人。「現実」に帰るのはいつの日なのだろう。
上の自画像は暫定版なので、変更ありです。



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げんしけん第44話「目眩く」感想
えー、今日は毎月一回の僕の生きる糧、げんしけんの感想をば書かせていただきます。とりあえず、警告文。



本文にはネタバレが含有されております。げんしけんを毎回楽しみで見ているという人で、今月号はまだ見ていないという人は見ないでいただきたい。



えー、遂にわれらが荻上さんの中学時代のトラウマという奴が暴露されました。ある意味酷い話だな、と思いつつも中学生時代の黒縁眼鏡の荻上さんに終始にやけっぱなしだった僕は当然のように駄目な奴です。


中三時代の荻上さんは比較的気楽な気持ちで腐女子として生きていたようです。友達たち(前の夏コミで意味ありげな視線を笹原君に送っていた娘もいます)と男子学生の中で誰が受けで誰が攻めかなんて冗談をしれっとした顔で飛ばせるくらいに。そんな荻上さんに男子学生・巻田君から告白されるという転機が。友達にはナイショで神社の境内での人目を隠れての逢瀬なんていう、いい感じに牧歌的な清く正しい交際をし始める荻上さん。しかし、どうやらその隠れて男子と交際するというのが嫉妬深い腐女子仲間に何らかのかたちでばれて、わなを仕掛けられてしまったようです。小説の挿絵を描くと約束していた荻上さんは巻田君をネタにした同人小説(もち男性同士の実際的な求愛行動の描かれた奴です)の挿絵を、友達に求められて、さらには腐女子的な感性を小説によってびしびし刺激されて絡みのあるねっとりとした挿絵を己自身の手で描いてしまい、それが何らかの理由で(おそらくは腐女子仲間の策略によって)巻田君の手元に行って巻田君が登校拒否になるという最悪の結末を迎えてしまったそうです。


おててをつなぐだけで胸がどきどきばくばくという感じの可愛らしい初恋の思い出を、己自身の描いたアングラ的な男性器とかも描いてありそうな黒いイラストでこれ以上ないくらいにぶっ壊してしまえばそれはトラウマにもなろうというものです。荻上さんが腐女子の癖に腐女子嫌いというのもこの時の自分の過ちを責め続けた結果、形成された心情のようです。
自分の過去の過ちの暴露を終えて巻田君が今でもあのことの為に暗い気持ちのままでいたらどうしようと、泣き崩れてしまう荻上さん。過去の己の過ちにたった一人ぼっちで耐えに耐え、押しつぶされそうになってしまっている小さな女の子。それはとてもとてもかわいそうで、また僕の庇護欲をこれでもかと刺激します。ああ!俺が虚構の中に飛び込めたらその小さく脆い体をやさしく抱きしめにいけるのに(うわ、俺やばいこと言っている。残りの生活費とか現実的なこと考えて正気になれ、俺)。


えー、僕に代わってげんしけんの笹原君には頑張ってもらいたい。荻上さんの過去の辛い思い出を本当にただの思い出に変えられるのは貴様しかいない!女の子連中に全部セットしてもらうのではなく、きっちり男として甲斐性のあるところを見せてもらいたい。奮起せよ、笹原(ちょい正気に戻りますた。もうお金ちょっとしかないのにまだ新しいバイト見つかってない。遊びほうけすぎ)


しかし、作者の木尾氏は非常に巧みな荻上さんの過去を設定していましたね。ちょっと笑い話のようでもあり、でも実際にあったら笑い事じゃすまないような荻上さんの過去。腐女子というげんしけん的なキーワードをからめつつ、現在の荻上さんの性格から想像し遡って行くとこれしか考えられないというとても納得の行くお話しでした。


元来心優しいものにとって心を歪めてしまうのは、被害者になったという記憶よりも加害者になってしまったという記憶なんですよね。これは僕としてはすごく分かる気がします。まあ、もっとも僕の中学時代は加害者に成りっぱなしでしたが。何故か、やるかやられるかという野生の王国チックな法則で律せられていたのが僕の中学だったので。同級の奴らは僕を含め馬鹿野郎ばかりで、給食に睡眠薬を入れる馬鹿や友達の金玉をけりつぶす馬鹿、日がな一日隙あらば友の肛門に浣腸をねじ込もうとする馬鹿がわんさかいましたので。一週間に二・三回はすっげー笑えるけど見方によっては全然笑えないという珍事が起こっていたような気がします。あのころの僕がそんな荻上さんに出会っていたなら、率先して「ホモ好き」扱いして笑う、ということまではしなくても(いやしたかも)陰で笑いのネタにして死ぬほど嘲笑するということぐらいはしただろうなあ。そう考えると冷や汗が出てきますね。今ではあの頃の反動で修行僧の如く己を厳しく戒めて清く正しくひたすらに生きております(もちろん嘘)。
4063211746げんしけん 7 (7)
木尾 士目

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遂に荻上・笹原のつかずはなれずの恋愛模様が描かれたげんしけん最新刊第7巻が発売されます!これは要チェックですよ。ええ。
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