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虚人のつぶやき
アニメ・漫画・小説などのレビューを中心に自分の好きなものを自分勝手に熱く「語る」ブログ。
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虚野 仁

Author:虚野 仁
虚構のことで人生がいっぱいいっぱいな人。「現実」に帰るのはいつの日なのだろう。
上の自画像は暫定版なので、変更ありです。



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逆境ナイン 島本和彦著
今日は高校のころの友達がお昼過ぎに遊びに来るということなので、早めに記事をアップさせてもらいます。
今回は島本和彦氏の「逆境ナイン」を取り上げさせてもらおうと思います。
4091573312逆境ナイン 1 (1)
島本 和彦

小学館 2005-04
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「無理が通れば、道理が引っ込む!」
このすばらしいセリフを書いた紙をパソコンの前の壁に張り、日々眺めている僕がその引用元、「逆境ナイン」をレビューで取り上げないなんて有り得ないわけですよ!
今夏映画化され、全国の話題をかっさらう………ことができたかどうかはわかりませんが(某タッチとか、アストロ球団とか逆境ナインはマジで逆境ッス)知名度は確実に上がりましたね。
オタクの中では「アニメ店長」描いてる人、で名が通っている島本和彦氏の著作物です!

「逆境とは!?思うようにならない境遇や不運な境遇のことをいう!!」
全力学園高校野球部キャプテン不屈闘志はある日校長に呼び出され、野球部廃部を宣告される。追い詰められた不屈闘志は、燃え上がる魂の直感のままに、甲子園優勝を絶対に果たす、と校長の前で大風呂敷を広げてしまう。こうして崖っぷち野球部の不退転の戦いが幕を開くのである!

CMで目のあるボール「男球」を見た方にはわかると思いますが、この漫画、野球漫画ではアリマセン。
島本氏によれば男成長ギャグ漫画、だそうです。
なんといってもこの漫画の醍醐味は、外堀を埋められてゆくように綺麗に「逆境」に陥っていき「あ、もう絶対にどうあがいても勝てない」と読者が思ったところから、「ナイン」の反攻が始まりついにはそれを覆してしまうという、スポ根もの、ヒーローものの燃える展開を限界まで燃え上がらせているところなんです。
ナインのほぼ全員が様々な事情で試合に出られなくなり、唯一の希望であったキャプテンでピッチャーの不屈闘志も腕を負傷して投げられない!とか、地区大会の決勝で敵校に百点差をつけられてしまう!とか。
僕はこの作品は島本和彦氏が様々な他の作品から抽出し、生み出した熱血理論とでもいうべきものの、実践として作り出された作品だと思っています。
「燃える漫画家」として世間に認知されている島本和彦氏なんですが、僕は本質的には島本氏は「感性」の作家ではなく、「技術」の作家だと思うんです。
「燃える漫画家」は炎尾燃であって、島本和彦ではない!と思うんです。
いや、あまりにもとっぴな展開というのもありますが、それもその熱血理論を展開、発展させていく上で、発生したもの、と僕は理解しています。
その論拠なんですが、まず島本氏はもろ「おたく世代」の漫画家であることが挙げられます。
大学で、あの庵野秀明と同じ教室で勉強していたくらい「おたく世代」なわけです。(どんな理屈だ(^^;)
漫画やアニメが大好きで浴びるように見ていたであろう島本氏の最初の週間連載漫画「炎の転校生」はパロディネタ満載のギャグ漫画でした。
原体験が漫画やアニメに強くある、おたく世代の漫画家としてある意味ふさわしいスタートだったわけです。
その中で島本氏は誇張した熱血に自分の作家性を見出して、頭をつかってそれを突き詰めていくようになったのだと僕は思います。
そして、島本氏の描く熱血には、きちんとした理屈が必ずつけられているというのがもう一つの理由。
何故立ち直ることができたのか、何故ここで魔球が投げられるのか、「逆境ナイン」ではそれを逐一説明しています。理屈がつかないシーンはほとんどないと思います。
着想は多少思いつきが含まれていても、その後は頭を使って理論的にどうしてこのような展開になったかを考えてゆく、それが島本氏独自の手法なのです。
そんな訳で島本氏は天才型ではなく、泥まみれになりながら努力する秀才型だと思うのです!て、アリ?それじゃあやっぱり「燃える漫画家」であってるのか。
まあ、とにかく笑って笑って感動して、無駄に勇気と(蛮勇とも言う)元気を(空元気ともいう)を与えてくれる傑作です。ぜひ機会があれば皆さん読んでいただきたい!

余談ですが、現在放送中のアニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で僕が一番嫌いなキャラ、ラクス=クライン嬢の役を演じている田中理恵さんなんですが、この島本和彦氏とちょっとした関係があります。彼女が高校生時代、まんが甲子園というイベントで「声優になりたいんですけど、どうしたらいいんですか?」という質問をぶつけた漫画家が、島本和彦氏だったりします。そのとき、島本氏は懇切丁寧にブルース=リーの物真似を彼女に伝授し、田中嬢は大喜びで帰っていったということです………。(ちと嘘入っとりますが、大筋は本当です)
なので、僕は種死でラクスの電波発言を聞いてむかつく度に、中の人の田中嬢とラクスを意識的に同一化して、ブルース=リーの物真似をするラクス=クラインを胸に思い描いて、心を静めております。想像力って偉大だなあ………(本当かよ)。
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